top of page

本法寺

  • 執筆者の写真: tripampersand
    tripampersand
  • 2016年4月22日
  • 読了時間: 1分

本法寺の門

室町時代に日親上人によって開かれた本法寺に行ってみました。

このお寺には国の重要文化財に指定されていている佛涅槃図があるのですが、毎年3月14日から4月15日に限って公開されているとのことで、ちょうど数日前に期間が終了していて、実物大のレプリカしか見られませんでした。1599年に当時を代表する絵師長谷川等伯によって描かれたということですが、縦約10m、横約6mもの画面いっぱいに釈迦入滅を悲しむ人々や動物が色鮮やかに表情豊かに描かれていて、レプリカでも思わず見入ってしまう迫力でした。次回は是非、実物を見に行きたいと思います。

涅槃図以外の見所ですが、庭園が国指定名勝となっていて、書院の中から眺めることができます。年月を重ねたことで苔生した石や形が曖昧となった築山が素朴な味わいで、心が和みます。

本法寺

ただ、個人的には、人が少ないところで庭を眺めてぼーっとするということなら、大徳寺や相国寺の方がまったりできる気がします。やはり涅槃図の実物が公開されているときに来るべきお寺です。拝観料は500円でした。

Comments


 © 2019 Trip Ampersand

bottom of page