京町屋に住んでみる。私達の家のこと。建具
- tripampersand
- 2016年6月5日
- 読了時間: 2分
現在住んでいる町屋と出会ったのは、まだ絶賛工事中の、壁もドアもない時でした。
今なら希望を聞くよ!と言われ、色々と検討することになったんですが。
中でも頭を悩ましたのが建具です。
それまで町屋に住んだことはなかったし、そういう目で古い家屋を見たこともありませんでした。
「何でも良い」と言うことで、それがかえって難しい。
そもそも町屋に使われる建具って?とググってみたり。
アンティークも良いかも、と軽く調べたら、状態が良いものは一つウン十万だったり。
それでも何とかアイディアをまとめ
「こんな感じで!」
とお願いすると、
「こんな感じ!は困ります。具体的に決めてもらわないと・・・」
とのこと。
結局、落書きレベルの画(まだ私よりは絵心のある妹作)を建具屋さんに渡すことになりました。デザインはもちろん、ガラスの質感、色、木材の色まで細かく指定して・・・。
完全なる素人案で大丈夫だろうか・・・と心配したものの、さすがプロ。
完成した家を見に行くと、ちゃんとした建具がはまっていました。
中が見えないようなガラスでお願いします、と伝えたはずが、ばっちり外から見えていたりもしましたが、自分達の思いが形になっていて感慨も一入。
そうそう代えも利かないので、大切にしていきたいと思っています。
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