老舗のお茶屋、一保堂。京都本店でお茶をいただく。
- tripampersand
- 2016年6月27日
- 読了時間: 3分
「老舗」と言われるお茶屋さんが京都にはたくさんあります。その中でも人気のお店の一つ、一保堂茶舗に行ってみました。

お茶を販売している店舗の奥にある喫茶室嘉木。お昼前というお茶には微妙な時間だったせいか、待たずに席に付けました。
どこでもどうぞ、と言われたので、何も考えずに腰を下ろしたのですが。
店内の中央にはカウンターがあり、その内側でスタッフがお抹茶を立てています。その前に座ればよかった!と思ったのはお茶が運ばれてくる段になってからでした。
お茶屋さんというと改まったイメージでしたが、店内は予想よりカジュアルで、気軽にお茶を楽しめます。1人で来られている方も多そうです。

全てのお茶は和菓子とともに提供されます。
二人で行ったのですが、それぞれ異なった和菓子が運ばれてきました。
お皿が置かれる時に「どうぞ、分け合ってお召し上がり下さい」と言われたので、心置きなく半分つ。その言葉がなければ、何となく人目を憚りながら分け合ったはず。(何れにしろ、一つだけ食べるという選択肢はなかったとしても。)そんな気楽な雰囲気が、お茶屋さん初心者には助かります。
和菓子は見た目の美しさを裏切らない上品なお味。でも、しっかりとした甘さで、抹茶への期待が膨らみます。
抹茶は「京極の昔」と「幾世の昔」という二種類でした。苦味はあるのにまろやかに感じられるから不思議です。お茶は値段に比例すると言いますが、やっぱりそれは正しい気がしました。値段を見たからそう思った可能性も無きにしも非ずですが。
(なんと、肝心のお茶の写真を撮り忘れてしまいました。。。)
お店には抹茶の他に緑茶や番茶も揃っています。最高級の玉露は100g弱でなんと1万円を超え・・・・・その名も「天下一」。そんな思い切った名前をつけてしまうくらいの飛び切りのお味なんだろうなと気になります。
でも、そんな茶葉を入手する前に、きちんとお茶を淹れられるようにならなくては。いつも行き当たりばったりなので、味にばらつきがあります。きっと、茶葉をケチるのがダメなんでしょう。高級茶葉なんて買ってしまった日にはますます茶葉の量は控え目になって、結局上手くいれられない、という羽目に陥りそう・・・。
帰る頃には喫茶利用で並んでいる人がいました。さすが人気のお店。
お店でお茶をいただくなら、午前中が狙い目のようです。
抹茶デビューにこれまで二の足を踏んでいた方もぜひ。抹茶はありませんが、玄米茶やほうじ茶はテイクアウトOKで、給茶スポットにも参加されているようでしたので、マイボトル派の方も立ち寄ってみてはいかがでしょう。

それから、ホームページも要チェック。お茶の淹れ方も学べます。手書きのアニメーションでほのぼのと、でもとてもわかりやすく説明されていて、なんだ、簡単!と思わずやってみたくなること、請け合いです。
一保堂のホームページはこちらから。
給茶スポットについてはこちらから。
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