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オランダへの旅。始まりはアムステルダムから1日目②

  • 執筆者の写真: tripampersand
    tripampersand
  • 2016年8月25日
  • 読了時間: 4分

スキポール空港は街へのアクセスも楽チン!早速、本日の宿へ。

空港からは電車一本、15分程度で街の中心部へ行けるものの、今日は先に宿へ向かう。途中トラムへ乗り換え。電車を降りると空気はひんやり。上着がないと寒すぎる!と着込んだけれど、周りはタンクトップに短パンだったりする。念のためダウンのジャケットも持ってきているけど、さすがにまだ我慢。

トラムの車内には次の停留所が表示されるので、とても助かる。乗り過ごす心配もなし。オランダ語はドイツ語に似ている気がするけれど、ドイツ語もできない私にはそんな気がするレベルで、実際似ていたとしても何の助けにもならないので。

今回滞在するのはAirbnbで見つけたアパート。オーナーは不在で、代わりにその友人たちが対応してくれる。なんでも好きに使ってね、と彼らが去っていくと、そこはこれから三日間私たちの家となる。

オランダ、アムステルダムの宿

20畳近くありそうなリビングと10畳くらいのベッドルーム。一人暮らしには十分な広さ。ただし、トイレとバスは激狭。ドアを開けると即、便器。ドア閉めると、ぎりぎり足を下すスペースがあるくらい。その横にはシャワールーム。シャワーカーテンを引くと着替えるスペースもない。風呂好き日本人から見ると、部屋の大きさとバスルームの大きさが釣り合っていない気もするけれど、お風呂やトイレで寛ぐ、という発想がない場合、合理的な造りなのかも。

部屋に置かれた机やいす、チェストや照明はあちこちから集めれたアンティークと思われ、てんでばらばらなものなのに、不思議と調和が取れていて居心地が良い。何より、リビングから張り出したテラスが最高。ここにゆっくり座って本でもよんだらよさそう、と思うのはみんな同じ。向かいの建物のベランダを眺めると、テーブルや椅子のセットだけでなく、ハンモックをつるしている家もちらほら。憧れのハンモック!アパートの壁からはところどころフックが飛び出していたりする。もしかしてハンモック用!?

それから建物のてっぺんに大きなフックが等間隔に付いている。現場は目撃できなかったけれど、恐らく荷物搬入用。古い建物にはもちろん、エレベーターなんてない。狭くて(足がはみ出てしまい、落ちそうになるくらい)暗い階段のみ。とても家具を運ぶなんて無理。広々としたベランダから運び入れるのが最も現実的だと思う。

オランダのアパートに取り付けられたフック

オランダでの初ごはん

荷物を置いたら早速、町へ繰り出してみる。

といっても、もう6時前なので、宿の近くを探索。新しくできたばかりというフードコートへ行ってみる。そこは駅舎を改装したと思われる広々とした建物で、フードコート以外にもギャラリーや雑貨を売る店が入っている。残念ながら月曜は定休日ということで、どこも閉まっていた。フードコートはやっていて良かった。

フードコートといっても、とってもおしゃれ。店ごとに工夫されたディスプレイや看板。目移りしながら店内を2周。ようやく決めて一軒はコロッケ屋さんにする。(オランダの料理といえばコロッケでしょう!と思っていたものの、「コロッケ屋さん」を訪れるチャンスはこれ以降なかった。ポテトフライのほうがよっぽどポピュラー。)

全部の味が楽しめるセットを注文。チキン、ビーフ、魚、チーズ、キノコ、それぞれが一口大のクリームコロッケになっている。アツアツでおいしー。若干、塩味濃い目なので、ビールがあれば最高かも。日本でも受けそう。進出してくれないかな。

オランダのコロッケ

もう一軒、入り口入ってすぐの店へ戻る。生ハムがずらっとぶら下がっていて、気になっていた。そこでイベリコ豚の生ハムサンドをチョイス。分け合って食べていると、ぞくぞくと仕事帰りの人たちがやってくる。隣の席の人はワイン片手に生ハムとチーズをつまんでいる。日本の立ち飲み屋的に利用されていそう。だいぶ優雅だけれど・・・。

フードコートの生ハムのお店

宿までの帰り道、果物屋と思って入ったらイスラム系の肉屋だったお店でアプリコットを買い、スーパーでパンと飲み物を調達。すっかり暗くなるまでにはまだ時間があるものの、気温は下がっている。それでもレストランのテラス席は賑わっていて、ヨーロッパに来たな、と実感する。店内には一人もお客がいないのに、外は満席、なんてことはざら。気概ない私たちは寒いすぎるとか暑すぎる(日差しが)という理由でこの旅一度もテラス席に付かなかった…。街に溶け込むにはまだまだ修行が必要。

帰ってシャワーを浴びたかったけれど、どうしてもドライヤーが見つからなかったので朝に浴びることにする。ここはヨーロピアンに倣っておこう。(どこでも勝手に開けてよいとは言われていたので、本当に開けられるところはすべて開けて探してみた。貸主のクローゼットの中も・・・。オランダ人の日常生活を垣間見れて面白かったけれど、なんとなく残った後ろめたさ。)

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